毛の悩みは人それぞれ…
悩み自体は自分の体のことなのに、どうしてもほかの人はどこを脱毛しているのか?気になってしまうものですよね。
そこで今回は男女別にどこを脱毛したいかをランキングにしてみました。
※私の経験に基づくランキングです。
男女別の脱毛したい部位ランキング
-
ワキ(☆)
-
ひざ下
-
ひじ下
-
VIO(☆)
-
ヒゲ(☆)
-
ヒゲ以外の顔
-
胸毛(☆)
-
ひざ下
女性の場合:”まずはワキから”がトップ
女性では腋(ワキ)が長年にわたり不動のトップです。
脱毛デビューする人にとって、「まずはワキから」という人が多いですね。
日本ではまだレーザー脱毛が上陸する前(1960年代頃、諸説あり)にノースリーブが流行します。
自ずとワキを周囲に見せる機会が増え、腋毛を処理したい人が増えていった時期であり、腋毛を処理するのが当たり前になっていったのもこの頃からではないでしょうか。
当時はニードル脱毛もまだ日本において浸透していなかったので、カミソリや毛抜きを使用していたものと思われます。
まずは人目に触れるところ、それからVIOの順
2位や3位の膝上・膝下も、日頃の処理はワキほど大変ではありませんが、毎日カミソリを肌にあてるのは大変ですよね。
女性の場合、脱毛したい部位というのは人から見える部分がトップ3でであるというのが特徴的です。
次いでVIOは4位です。VIOってランクの中で上位ではあるのですが、上位3つに比べれば少ないのが意外に思う人もいるかもしれません。
そのくらい、人の目に触れる場所からやっつけたいのが女性というもの。
※念のため、「VIOってなに?」という人はこちらをご覧ください。
よく目にする”VIO”ってどこのこと?VIO脱毛のメリットとデメリット
男性の場合:”まずはヒゲから”がトップ
トップはこちらも長年にわたり不動のヒゲです。
ヒゲは顔から首にかけて生えており、服などで隠せません。
男性にとっては身だしなみの基本です。ヒゲは成長が早く、毎日剃る必要があるので面倒そうだなと思います。
オシャレな無精ひげにできる人もいるでしょうけれど、それはそれでキレイに生える無精ひげではない人も多く、キレイに見せるための髭剃りは全部剃るよりも大変、という方は非常に多いです。
2位は「ヒゲ以外の顔」
「どうせいヒゲを無くすなら、いっそのこと額や眉間などの気になるところのムダ毛も無くして顔をつるんとさせたい!!」
という人はとても多く、男性の場合はまずは顔全体の毛をやっつけたいという人が大半といっても過言ではありません。
次いで3位の胸毛
胸毛はもちろんシャツやトップスの下に隠れているので普段は見えません。
ですが脱毛を希望する方の多くはシャツからはみ出している毛が許せない、それにやるなら胸毛をすべて脱毛しちゃえって気持ちになるようです。
トップ3に比べれば少ないのですが、膝下の脱毛は男性でも春・夏の時期は需要が高くなります。
男性の場合はエチケット要素が多い部位がトップ3
女性の場合は”見える場所かどうか”がポイントになりましたが、男性の場合は”エチケット的にどうか”がポイントのようです。
男女で脱毛したい箇所は共通している膝下を除けば、まったく違う視点で脱毛を捉えていると言えます。
ランク外:最近はへそ周囲や鼻毛が増加傾向にある
それでは4位以下はどうなのでしょうか。
女性に多いへそ周囲の悩み
へそ周りにだって毛は生えます。
というか、毛はどこにでも生えます。
それは恥ずかしいことではありません。
女性のへそ周囲の脱毛希望者は、最近じわじわ増えています。
鼻毛も脱毛できる
男性の4位はなんと鼻毛です。
実は鼻毛も脱毛のためレーザー照射が可能です。
鼻毛といっても入口付近の約1センチです。
どんなにビシッとキメた男性でも鼻毛がピロッと出ていたらガッカリしますよね。
男性はやはりエチケット部位が多いのです。
ランキングの”☆”はなにか?性毛について
ところでランキングに(☆)がついているのが気になりますよね。
☆が付いている部位は女性の場合はワキとVIO
男性の場合はヒゲと胸毛です。
これらに生える毛のことを”性毛(せいもう)”といいます。
思春期と性毛
さて、突然ですがあなたの思春期の頃を思い出してみてください。
思春期に入ると、女性にはワキ毛やVIOに毛が生えてきて、男性にはヒゲや胸毛が生えてきます。
こうした毛を嫌だなぁと思う人、人より先に生えてきたのをこれ見よがしに自慢する人さまざまだったと思いますが、保健体育の授業では8歳から13歳のこうした時期を「第2次性徴」と教えます。
第2次性徴とは、女性は女性らしいふっくらした体型に、男性は男性らしくゴツゴツとした体型になることをいいます。
こうした時期を思春期とも言います。
性毛についてもう少し詳しく
性毛は男性毛と両性毛に分かれます。
女性毛ではないのですよ。
男性毛は男性に生える毛をいい、両性毛は男女ともに生える毛をいいます。
これらの毛は男女のもつそれぞれのホルモンが影響しているのですが、性毛以外のホルモンに影響を受けない毛のことを無性毛といいます。
- 前頭部
- 頭頂部(髪の毛)
- ヒゲ
- 胸毛
- 陰毛上部
- ワキ毛
- 陰毛
- 四肢(腕・脚)の毛
まとめ(今後の脱毛需要の傾向)
ランキングを見て、性毛を知ってから改めて見直してみると男女ともに1位は性毛であり、ランキングの見え方が少し変わりますよね。
脱毛したいと思う部位は不動のものもありますが、時代によって変化する部位もあります。
人の気持ちはもっとコロコロ変わります。
脱毛はすでに女性だけの受ける施術でなくなってきたのは、ここ10年くらいです。
なぜなら私がクリニックで脱毛と関わった最初の頃は男性患者はほぼゼロで、脱毛施術に訪れる人は女性ばかりでしたから。
「男性も脱毛をする時代」と表現するのは正しいです。
そしてこれからはどうか?
今後予想されるニーズとしては”子供の脱毛”だと私は思います。
脱毛したいと思うのが本人ではなく、その親が子供に脱毛させる。。。
いずれこのサイトで”キッズ脱毛ランキング”なんて書く時が来るかもしれません。
ただ子供の脱毛の場合、前述したとおり思春期前の子供には性毛はありませんので、ランキングの内容は私たちがよく目にする部位ではなく無性毛の部位になると、ここまで読んでくれたあなたになら想像がつきますね。
というわけで今回はランキングについてでした。