”ハイジニーナ”という言葉を聞いたことはあるだろうか。
ハイジニーナとは、デリケートゾーンと呼ばれるVIOに生える毛を全て無くすことをいう。
全てというのは、陰毛のことも含まれる。
そう、全てだ(しつこい)
季節が夏を迎える頃、電車に乗ってもテレビを見てもYoutubeの広告を見ても
脱毛のCMしか世の中にないんじゃないか
ってくらい、一日に何度もVIOという文字を見ることもある。
ちなみにVIOの場所をおさらいしておくと、
Vは小股の正面から見える三角形の部分(男女共通)
Iは陰部の部分(主に女性の陰部をイメージした部分)
Oは肛門周囲
そう考えると、VIOという文字が特に女性の体の意匠をイメージする部分なので、初めて知った時はポッとなるが、
要は男性が見て発情する興奮する目に留まる女性の部位
という事なので、女性がそこのあたりの毛に敏感になるのもわかる気がする。
脱毛といっても永久脱毛だけではない欧米のハイジニーナ事情
VIOの歴史をたどってみると、VIO脱毛やハイジニーナといった脱毛事情はなにも日本に限った話ではない。
もともとはアメリカなどの欧米にその歴史を見ることができる。
どうしてもVIO脱毛はレーザー脱毛を始め、永久脱毛する部位と思われているが、それは永久脱毛で用いられる医療機器がアメリカ発が多いので、どうしてもVIO脱毛も永久脱毛のことだと思う節があるが
それは誤解だ
なにしろ、母や祖母の世代からもワックスや毛抜きなどのハイジニーナ女子というのは昔からあったし、それゆえVIOを脱毛するのに抵抗がなかったのが欧米の脱毛文化だからだ。
アンダーに毛があること自体を恥ずかしいと思う価値観はもともとはそうしたマナーの捉え方、
つまり文化の違いだ
日本では女性がハイジニーナであれば男性は高跳びして喜ぶだろうが、男性の陰部がツルツルなのを女性はどう見ているのだろうか
同じ男性からすれば訝しむ目で見られてしまうこと請け合いだ
昨今の多様性を認める価値観の逆を行く発言ではなくて、まだまだ男性の陰毛ナシは市民権を得ていないのが実状なのだ。
日本の商用的な脱毛の入りとはその点が大きく異なることをご理解いただきたい。
改めて、ハイジニーナのメリット・デメリットを考える
ハイジニーナについて男性のハイジニーナについてまるで否定的なことを散々述べておいてアレだが
私はハイジニーナ男子だ!(キッパリ
そんな私に言わせれば、毛がないことは自由でしかない。
ここからはハイジニーナのメリットをウキウキしながら書いていきたいと思う。
※デメリットもあるので後述します(小声)
ハイジニーナのメリット
- デリケートゾーンを清潔に保てる(特にOライン)
- 下着や水着をキレイにはける
- アンダーを自分で処理したときにできるプツプツが全くない!
初めてハイジニーナを実感したのは、自分をアゲることは散髪を床屋より美容院へ行った時のほうがテンションあがる感じが体全体で感じているようだと気づいたとき。。
きっと自己肯定感が高まったのだと思う。
しかし、自己肯定感を得るために実は犠牲にしたこともある。そこはあまり触れられていないことなのだけれど。。。
ハイジニーナのデメリット
- 銭湯などで人目が気になりやすい(特に男性)
- 放屁が爆音
欧米では受け入れられていることでも、日本ではまだ市民権を得ていないのだなと最も感じるのは
銭湯でまじまじチ〇コ見るやるこんなにいるの?
という事だった。私の男性の意匠は自慢できるほどのものではないのは自覚しているが、明らかに小さくて見ているのではなく
意匠が見えやすいから見られているのは間違いなかった(泣
小学生と並んで銭湯へ入湯したくない、私はしっかりタオルで隠す癖が身に付いた
放屁はなんとなく毛が濃い男性にはわかってもらえるだろう。
そう、ケツ毛は実は緩衝材だったのだ
それはそれはデメリットこの上ない。私は屁をこくのをやめた。
というのはうそで半ケツを上げるようになった。
最後に ブラジリアンワックスor毛抜きで試してからでも遅くはない
VIO脱毛はよいですよー
人生ラクですよー
というつり革広告などはうそはついていない
が、同時に真実かというとギモンではある。
真実とは、良し悪しを語ってこそ信憑性というものだと思うので、あえて自分の恥ずかしい部分を含めてハイジニーナについて考えたことを文章化した。
その上でハイジニーナについてまとめると、
- ブラジリアンワックスや毛抜きで(痛いのだけれども)ハイジニーナを体験した上で、面倒だと感じてから医療脱毛のVIOプランを選んでも遅くはないと思う。
- 外国でも医療脱毛よりブラジリアンワックスで済ませている人もいるのだから、それはそれでアリだと考える。
- 男性の場合はVIO全部じゃなくてもVとOだけ医療脱毛であとはワックスの方が後悔しないかも。
ハイジニーナ脱毛は顔やワキと比べると、刺青(体へお絵描き)の後悔に近いものを感じる可能性があるということを念頭に置きつつ、慎重にハイジニーナ脱毛をするかしないか、検討する必要があるだろう。
それでも脱毛にはきっと、整形に似た満足があると私は思っているフシがある(整形したことないけどやってみたくはある)